能登半島復興応援ソング 【 HOME~Grace for all】

能登半島復興応援ソング

【 HOME~Grace for all】

202355日に発生した奥能登珠州地震の復興の願いから作られた楽曲です。 

珠洲地震発生の半年後、101日に、珠洲市でギャラリーを営む舟見有加さんが発起人となり、『ゴスペルコンサートを開催して、珠洲のみんなを元気にしたい!』との彼女の思いから楽曲制作がスタートしまし  た。

『今、シェアしたいこと、伝えたいこと、その時感じたこと』などを、珠洲地震を体験された方々が、実際に感じた思いを言葉にして、作詞に参加してくださいました。

被災者と支援者双方の思いがたくさん詰まった本当の心からの言葉には、リアルな様々な思いが綴られていました。

特に、ボランティアの方々の言葉が印象的で、助けたい、励ました、役に立ちたい、と思って行動を起こした人たちが、逆に、珠州の皆さんからチカラを貰って、さらに奥能登が大切な場所になった、という話など、胸を打つものがありました。これらをなるべく省くことなく、いただいた言葉をパズルのようにはめ込みながら曲が完成しました。

Grace for SUZUと題したこのコンサートは、NHK朝ドラ『まれ』で主人公の母親役をされた常盤貴子さんをはじめとする、奥能登に縁のある俳優やスタッフの方々による珠州復興応援プロジェクトで集められた支援金によって開催されました。この日は常盤貴子さん、阿部海太郎さんも会場に駆けつけて下さいました。

https://youtu.be/KB6jRlndhh0?si=5piuUyoLn-WC4S-F

202411日能登半島地震

それから2ヶ月後の202411日、能登半島地震発生。未曾有の大災害になす術もなく、大切な仲間の安否を確認する目的で集まった16日。

まだ歌うには早すぎる。。。しかし。私たちゴスペルを歌うものたちに出来ることは、祈ること。この日からPray for Noto ~祈りと歌の会立ち上がり、今日まで、毎月1回集い、能登への祈りと賛美と寄付活動続けています。 

HomeGrace for allは元々2024年能登半島地震のために作ったものではありませんでしたが、16日に歌い始めて以来、沢山の方がこの楽曲を取り上げてくださいました。作新学院高等学校吹奏楽部の皆さんが23日に栃木県庁で演奏してくださったことをきっかけに、「遠くから私たちに思いを馳せてくれる人たちがいる!能登を忘れないで、という思いを込めて歌って行こう」と決めました。それからは、高校演劇作品が生まれたり、Japan Gospel Choir Fellowship2025、ワイワイミュージックフェスin穴水、ガルガンチュア音楽祭など、ゴスペルコンサートでたくさんの方々がこの曲を取り上げてくださっています。

2025年はオリジナルゴスペルミュージカル「HomeGracefor all」を制作、8月には上演が決定しています。縄文と弥生文化が交差するの古代の能登半島を舞台に、違いを受け入れ認め合って調和するというテーマの物語。能登発、Homeの世界が広がって、繋がっていくことを願っています。

 

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